Monday 28 May 2007

NEWSはどこから来る?・・・

最近、新聞を読まないな。



新聞社に勤める人と話をする機会がありました。新聞をまともに読む事がないにも関わらず知ったような口を利いてしまった。ごめんなさい。


しかし、一晩寝た後でも『新聞の役目はもう終わっているのではないか?』という疑問は消えません。

テレビ・ラジオの速報性にはかなわない。無料で閲覧できるインターネットにも不利だ。新聞社のウエブサイトもあるくらいだし。個人的な思い込みだけれども、記事の公平性・中立性などに関しても揺らいできている気もする。世論の出来かたも新聞の記事を読んだ結果ではなく、新聞が書かない(書けない)情報に影響を受け始めている。
いつの時代でも体制は情報をコントロールできるはずなのに、中国がインターネットの統制に躍起になっているを見ればわかる事ですね。

朝晩自宅のポストに届けてもらって、新聞をじっくり読まないと気が済まないという方もまだ沢山いるからこそメディアとして成り立つのでしょう。

このような習慣を持つ人が少なくなったら、紙に印刷されているメディアが要らない世代に交代したら、新聞は不要なものになってしまう。
以前も書いたけれどニュースに触れようとしなくても勝手に向こうからやってくるような環境ですから、受け取る方が自分に必要なニュースだけを選ぶようになっていくでしょうし。

ワタシがこんな事をブログでタレなくても、賢明な新聞社の人たちは既に新しい新聞の形を見つけているのでしょう。新聞が新しい形でニュースを届けてくれるのを、期待はしないけれど楽しみに待つ事にします。