Thursday 17 May 2007

端午の節句のお話・・・

過去ログ分です。

5月5日は『こどもの日』で祝日なのに3月3日が祝日でないのは何故なのか不思議でした。むむ。

江戸時代の陰暦で節句というのは年5回あって祝日にあたっていたそうで、何かとお祝いをしていたらしい。ほほう。

3月3日もひな祭りではあるが、『上巳(じょうみ)の節句』という日でもあるので、昔は祭りとして祝っていたらしい。なるほど。明治になって、太陽暦に変わる時に廃止になった節句だけれど、文明も開化しようとするのに祭日が無いとマズイ。それならばと祭日を作ろうとしたら、『3月3日を祭日に!』の声の方が多かったそうな。女性は強し、オーマイゴッシュ!

しかし5月5日の『端午の節句』ほうが気候がいいので単純に(?)こちらが祝日に決定。やったね。

しかーし!!5月5日『端午の節句』は本来は田植えに備えた女性の清めの祭りであるらしい。『ひな祭り』は元もとは『雛遊び』で『節句』とむすびついて出来たものだそうだ。えー、これって、どちらも女性の為の祭日じゃないスかー。
ここで浮かび上がってくるのは、女性軍の戦略的な考え方だ。

3月3日は(当然)あたくし達の祝日にすべきだわ!と思いながらも当日には、お雛様を飾ったり、白酒召したりで忙しいし、まだ外は寒いしで、どこにも出かけられない。それならとりあえず3月は、お祝いだけしておいてー、そのあとの5月5日を祭日にすれば、男のメンツも立つし、おでかけにも天気が最高。ってことになるじゃない。

恐るべきかな節句人生!!(なんのこっちゃ)

女性の深遠なるハカリゴト(決めつけです)がもしもなければ、ゴールデンウィークも存在しないのですよ。ただの飛び石連休。ちょっと待てよ?5月5日は『こどもの日』ですよ。『こどもの日』って本当はどういう日なんだろう?祝日法をみてみると・・・





『子供の人格を重んじ子供の幸福を図るとともに、母(!!!)に感謝する日』