さて、前回(あいだがかなり開いてしまった)『ジャパン・チャージ・ネットワーク』に入会したほうが良い、見たようなことを書いていたわけですが・・・
DMがウチにも送られてきました。入会する気、満々で封筒をあけてみたわけです。が、以前にホームページで見た内容以上の、新しいことはありませんでした。
一番気になるのは、その料金だと思います。
いくつか、料金プランが示されていますが『リーフ』オーナー、及びワタクシは当然日産の『ゼロ・エミッション・サポートプログラム』に入会していますので、料金プランは、『ZESPプラス』を選択するのが普通かと。
お話もこれ中心になります。
そうすると、月会費は0円、ファミマ各店舗では1回の充電ごとに1000円。びっくりドンキーで700円、ガソリンスタンドでも1000円。
成田空港、関越、東関東道は当面無料。日産ディーラーはもともと無料ですね。
率直に言ってかなり『高い』。やる気なくなります。EVのランニングコストが魅力で導入された方は絶対納得のいかない値付けだと思う。
現在の東電の料金体系の中で、最高に高く1キロワットアワーの電気を買うと『従量電灯』の第三段階の価格で29円10銭ですね。
⇒http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/data/chargelist/chargelist01-j.html
10キロワットアワー買って、291円、20キロで582円。リーフは電池容量24キロで80パーセント充電だと約20キロ急速充電できるわけですね。(ただし場所によっては30分の時間制限)
よほどのことがない限り電欠状態で充電しないですから、現実的でない『最大』20キロの充電になると考えるても・・・
電気代582円、充電器使用量418円か。うーん。
その他のプランでは当然ながら、月会費が高いと1回の充電費用が安くなっています。これはあからさまに施設の維持費優先の料金設定。
『ZESPの会員は日産ディーラーの施設分払ってるから会費は要らんわ、でも日産以外で充電したらそれなりにお金もらうよ』、見たような。
たしかに、インフラの立ち上げ時期には、需要に見通しが立たないと不安なのは理解できます。また、有料となれば施設の拡充も求められる。
でも、もう少し『お得感』があってもいいんじゃないかな?やはり、EV使用者が自慢(?)できるのは高いガソリンを買わなくていいことだから。
根拠のない仮定ですが、往復200キロメートルの距離を2回ファミマで充電したら、ガソリン車のほうがコストが安くなってしまいます。
結論にもなりませんが、とりあえず入会はするものの充電代が高い場所で充電するのはエマージェンシーのときに限る、という形になりますか。
乗りなれているオーナーは、エマージェンシーに陥ることは無いにしても・・・
これって、将来的には『充電シホーダイ』見たような、携帯電話的料金プランになるのでしょうか?