Tuesday 24 March 2009

HOT TOYS DARKKNIGHT・・・

鼻歌は『ユー メイ ドリーム』





『マルコビッチの穴』って言う映画がありました。俳優の『ジョン・マルコビッチ』の意識の中に、偶然に見つけたビルの壁の穴から入っていけるというストーリーでした。



マルコビッチ本人がその穴に入ると、そこは誰にも知られたくない自分自身の経験で作られた深層心理のなかだった。マルコビッチはもちろん『見るんじゃない』と怒るわけですが・・・



以前『ダークナイト』を観た時に、なぜかそれ以前の『バットマン』のシリーズとは違うものを感じて、簡単に言えば”ハマッて”いました。で、まあ、ネットでイロイロ見ていくうちに、香港にある『フィギュア』のメーカー『HOT TOYS』が『ダークナイト』のフィギュアを販売することを知ってしまったのでした。



すかさずネット販売にて購入してしまったわけですが、40も半場を過ぎた大のオトナが人形の玩具を買ったのを、『店番』の人は『バラについた虫』を見るような目で見ていたのでした。



玩具と書いたが、その『出来』は遥かに玩具を超えたもので、女性に説明することのできない男の深層心理に刺さるモノでした。客観的に考えればただの映画のキャラクター人形ですが、手にとって見るとベルト周りの細かいパーツとか、バットスーツ、顔の塗装の感じ、マントの手触りなどにグサッと来きてしまうのを抑えられないし、また何故そうなのか説明できないんですね(笑)

細かいところまで忠実に作りこむ、というところに惹かれるのかなあ。コドモが『鉤型懸垂銃』を手にとって『本物そっくり!』と騒いでいるのを見たりすると、『こいつの深層心理に、入り込みはじめているな』と思ったりして。

『穴』があったら入っていって、その辺を見極めることもできるのでしょうが。






Monday 16 March 2009

Maschinenpistore 40....


鼻歌は『Whatever』



 
ソマリアの海賊が逮捕されている映像をニュースで見ていた。没収されて並べられていた武器の中に『シュマイザーMP40』があった。

男の子はみんな知っていると思いますが、これって第二次世界大戦の時にドイツ軍が使っていた『短機関銃』なんですね。凄い!流石ドイツ製。いまだに現役で使える(?)んだー、と妙な関心をしてしまいました。

でも、『シュマイザー』というのは銃器の設計者の名前なんだそうですが、この機関銃の正式な名称は『エルマ・ベルケMP40』というのだそうで、シュマイザーさんもこの機関銃の開発にはタッチしていないそうです。以上、マニアの報告終わり。
以前アフガニスタンのゲリラのニュース映像を見ていた時も、日本の4WD車がゲリラの軍用車になっていた。しかも、日本で使われていた頃の会社の名前が車体に(もちろん日本語で)書かれたままでした。『水まわりの事なら〇〇商店』見たいなかんじで。
まさか青森(住所も書いてあった)の水道業者さんも、自分の社名が書かれた車の上でアフガンゲリラが『アッラー・アクバル!!』とか叫びながら、AK47を空に向けてぶっ放してるとは夢にも思わないだろうな。
似たような?経験としては、お店の営業車を代換えしたときに、新車の替わりに手放した軽トラックが『戸塚駅』の前でラーメン屋さんの屋台になっていたことがあった。たまたま、電車に乗ることがあって、駅で降りたら、一応車体の文字は消してあるのだけれど、薄く、しかしハッキリと『東原家電』と書かれた軽トラが、ラーメンの暖簾をはためかせて駅前で営業していました。ちょっと複雑な感じ。


こんな感じで、『MP40』持ってボートに乗ると、『鷲は舞い降りた』の懲罰部隊の『クルト・シュタイナー中佐』みたいだ。
←こちらの方はバズーカ持ってますけど・・・









Tuesday 10 March 2009

百年に一度・・・

鼻歌は『花のサンフランシスコ』



10数年ぶりにスキーに行きました。

久々のスキーということでうまく滑れる・滑れないとは別に、怪我をしないか?が心配でした。
直前に知り合いでスキーで足を骨折した人がいて、病院にお見舞いに行っていたのです。その直後あの名手三浦雄一郎さんでさえ骨折したと聞いたのです。

以前のスキーブームの時にはそれなりにスキーに行っていましたから、技術的な不安はないといっても、『若いつもりで参加した運動会でアキレス腱断絶』的骨折?が自分にも起きる哉知れ不。

2人折ることは3人折る、次はオレか?などと、知りあいと『三浦雄一郎』を混ぜこぜに考えるほど、ビビリまくっていたのでした。

ま、そのビビリが効いたせいもあって怪我無くスキーも楽しめましたが。(ただ気が小さいだけか)

しかーし!『光陰矢の如し』。スキー界でも百年に一度の大改革が起きたそうで、レンタルしたスキーセットは『カービング・スキー』なる物に変わっていたのでした。

これは滑りやすい!短くて柔らかいので、曲がる曲がる。でも、ちょっと直線な滑りはフラフラするかな?初心者のコドモ連れでしたので最上級者コースは行きませんでしたが、初級・中級ではイイトコロをコドモに見せることが出来たのでした。

乗りこなせたつもりで、帰ってきてから『カービング』について調べてみると、自分の滑り方が古いスキーの滑り方で『カービング』になっていないと判明。エッジでガリガリと滑るのではなく、両足加重でスキーのしなりを利用して滑るのだそうで、ちょっともう1回滑って確認したいと思ったりして。

今年はどこも雪が少ないそうで、もう今シーズンは行けないのかなと少しばかり残念な気がするのでした。



Friday 6 March 2009

『晴れの舞台』という装置・・・

鼻歌は『ジンギスカン』




行ってみたいな。『リオのカーニバル』。

よく聞く話は『リオのの人はカーニバルのためにだけ生きている』というヤツですね。まあ、ワタクシも大人ですから、この話はちょっと大げさだろうと思うのです。ほかにも何かやることはブラジル人にもあるだろうと。

ただ、最近の日本では『ハレ(晴れ)』と『ケ(文字変換できず)』の境目というか、『差』が少なくなっているのに対し、ブラジルにはまだ『ハレ』の舞台として『カーニバル』が大きな役目を持っているのかと想像したりしなかったり。次の『カーニバル』に向けてまた1年生きていくエネルギーが得られているのでしょうか?

社会全体が豊かになったのか、季節感が薄れたのか判りませんが、自分らが子供の頃みたいにお正月とか、ひな祭りなどイベントフルな年間行事が家庭レベルでも盛り上がりに欠けてきている。

外食なんて、昔の(ワタシの)家庭にとって大変な出来事、イベントであったのに、自分が大人になってみると普段着のままで出かけたりします。ワザワザ遠くに出かけなくても近所にお店がたくさん出来たというのも関係あるかもしれないけれど。

ちょっとお洒落して(したつもりで)出かけたものです。いまだにそんな感じなのはサザエさんの磯野家くらいですか。

日々生きていくエネルギーが少なくなってくることを『ケ』が枯れる、『ケガレル』というそうです。

ちょっとしたことを面倒くさがらずに盛り上げることが、『ケ』の時間を生きるためのエネルギーを得る秘訣だったのかな?でも、『カーニバル』みたいに年1回ではワタクシには少なすぎます。

10回は欲しいス。