Wednesday 25 July 2007

Sushi by Toyota "Just in Time" System....

ららぽーと横浜へ行ってみた。


すごく広くてお店がいっぱい・・・って感じではダメか。

最近のショッピング・モールならでは・・・あるいはこういう大規模商業施設(?)にしか出店しないブランドのお店があるのが興味深い。
具体的でなくて判りにくいかもしれないけれど、デパートとかでは見かけないのに、ナントカアウトレットとか、ナントカモールには必ずある。っていう感じのお店のことですね。
服飾系の店が多いのは、ある程度廉価に少量多品目で展開しているので多くの集客が見込める立地条件が必要なのでしょう。
個人的には『ふーん、ここにもあるんだー』で終わりですが。

屁理屈こねていたらお腹が空いたので、回転寿司に入って見た。

回転寿司ではなかった。

『流れ寿司』と言うらしい。『沼津魚がし鮨』と言うお店。
入店するとクドクドと説明が書いてあって面倒くさそうな感じ。パソコンみたいなモニターがあって表示されたメニューをタッチパネルで選んで注文をする。遠い席の人はあの、ほらー、会議とかで説明する時に使う伸縮型のペンでタッチするようになってました。

だから、普通の回転寿司のようにお鮨はベルトコンベア上に回ってはいない。注文すると『流れ』て来て、自動的にテーブルの真ん中へ入り込んでくるという仕組みだ。

セットのお鮨を注文すると早速御椀の物が流れて来た。でもお鮨は店員さんが持ってきてくれました。全員セットだったので、『流れ』を見たのは御椀ひとつ。『あと二つ御椀が来ませんよ。』と言ったら、店員さんが謝りながら流れてきました(うそ)。

これって、回りながら傷んでしまったり、お客に人気のない『ネタ』がロスになるのを嫌って、注文ごとに『流し』ているだけジャン。まあ、握って何時間たっているのか判らないようなお鮨食べさせられるより良いけれどネー。

ここまでやると普通のお寿司屋さんとあまり変わらなくなってくる。ネタケースと握ってる親父さんが見えないだけ(それが一番の違いだけれども)。

もうしばらくすると、カメラでお客の顔色伺うようになって、

『もう少し、何かお出ししましょうか?サヨリの良いのが入ってますけど』

とかモニター画面の中から話しかけてくるかも知れない。こっちも、

『いやー、アナキュウ巻いてもらおうかな。あと、お茶お願いします』

とかね。

食べたい時に、食べたいだけすぐに出す。これはトヨタの生産方式みたいですね。

すかさず『シャコ』のメニュー画面にタッチ!!