Monday 25 June 2007

Grazie!...Arrivederci!..Gianfranco Ferre....

すごくフェレのスタイリングが好きだったな。

脳出血で亡くなったと聞いたけれど、まだ62歳だったんですね。最近の日本人の感覚からすると早死にかな?

やはり太りすぎは体に良くない。(反省)

GIANFRANCO FERREって、ミラノの3Gと言われる割りに日本ではメジャーではないような気がする。(あ、あくまでメンズ・ウェアーの話です。レディースのフェレの評判は存じ上げません。)

ヴェルサーチェの鮮やかな色彩を生かしたデザインとかゴージャスな素材には驚くし、アルマーニのドレープが効いて柔らかなラインも独特の世界がありますねー。

フェレはスーツとかジャケットなど基本的なアイテムのカッティングは素晴らしいもののスタイルはトラディショナルの感じが強い。だから、ちょっと地味な感じがしてブランドのスペシャルな感じが求められる日本では人気が盛り上がらなかったのかも。カジュアルに着る服も最近は遊びの少ないものが多かった気がする。素材は凄い物を使ったりしてますが。

見かけはトラッド(イタリアではクラシコ?)でも実は素材に凝っている感じがシックでいいんですよね。カラチェニの影響か?そして、マニッシュだけれど露骨にゲイっぽくないのも(笑)

オカマっぽいのがいやならバリバリのトラッドで行けばいいのですが、ワタシの見たところトラッドに飽き足らない人がイタリアンにハマるようです。雑誌のターゲットにされている"オヤジ"世代って若い頃はブルックス・ブラザースとか来ていた人なんじゃないかな。そういう、若い頃からファッションに興味のある人はフォースの暗黒面に囚われやすいと見た。(爆)



デザイナー本人が亡くなってブランドが存続するのか判らないけれどフェレの会社の人ガンバレー、みたいな(ちょっと柳原可奈子入ってます)