HOKULE'A号に乗船見学した。
ついに日本にやって来たHOKULE'A号を見学に行きました。ハワイからパラオ・沖縄などを経由して横浜に到着したのです。現在は横浜港のぷかり桟橋に係留されています。
午前10時から見学が始まると聞いたので早めに行きましたが、船に乗る人数に制限があり10時30分の回を待つ事に。天気が良かったので桟橋から海を眺めているだけでも気持ちよかったー。
喰いタンは見かけませんでした。
保険の関係・・・ということで名前と生年月日を記入した整理券を渡すのと交換に、ライフジャケットを着せられました。
『まさか、これを着るという事は、帆走とかしちゃったりする?』
という儚い夢はゴツイハワイ人クルーの
『落チルトアブナイカラツカマッテ』
の言葉に風に吹かれて沖の方へ。
全長20メートル、幅5メートルあるかないかぐらいの小さい船(本当はダブルハル・カヌー)だから桟橋に舫ってあっても割と揺れる。だからライフジャケット。
乗船するとワタシたちのグループは船の前後に二手に分かれて、クルーの説明を聞きました。
最初は航海中の船内の生活の様子、後部に移って現代の航海計器を使わないで海を渡る『スター・ナヴィゲーション』についてのレクチャーでした。
クルーが寝るところは左右のカヌーの中にマットがひいてあり上にはテントがかけてあるだけ。
航海中は天気のいいとき以外はキビシそう。
あちらこちらに字が彫りこんである。
これはこの船に協力してくれた人に感謝の気持ちを表すためだそうです。いちばん新しいものは大島付近でマストの部品が壊れた時に、修理してくれた大島の船大工さんの名前だといってました。
船上での説明が終わり、桟橋に上がると今回の航海を担当したスキッパーが質問に答えてくれました。航海で1番楽しいのは天気が良い時、みんなで楽器を演奏する時だそうです。
続く・・・