Saturday 22 November 2008

O! Say Can You See....




『星条旗よ永遠なれ』アメリカの国歌ではなかった。



ほんとうは『The Star-Spangled Banner』(星条旗)というんですね。野球の『ワールドシリーズ』やフットボールの『スーパーボール』などの開会式でアメリカ国歌が演奏されて、その時に飛行機(戦闘機)が上空を通過して凄く盛り上がる、というのをよくテレビで観たりします。

別にアメリカとか、アメリカ国歌が好きというわけではないけれど、聞いていると妙に気分が高揚するのはワタクシだけでしょうか?日本の国歌では神妙な気持ちになるけれど、気分が盛り上がる感じはないですよね。

歌手の人も、楽譜に忠実に歌うのではなくて独自にアレンジして歌っていたりする。そうしてそれなりに盛り上げるところで、さらに最後のフレーズでピークにもって行くわけですが、このあたりからジェットの轟音が聞こえ始めて

O'er the land of the free-,and the home of braves?

歌手が最後に粘って声を引き伸ばすあたりで上空を通過すると、観客も怒涛の盛りあがりに。タイミングが早いと関心が飛行機のほうへ行ってしまうし、遅いとそれなりに盛り上がるけれど唄との一体感が損なわれる感じ。このタイミングがうまくいくとこれはただの演出ではなくて、総合芸術に近いものになってくるような気がする。

でもって、やっぱり飛んでくるのは最新鋭の戦闘機ってことになっている。爆撃機やヘリコプターというのもあるみたいだけれど。4機くらいの編隊飛行でっていうのがワタクシは好ましいと思っとりますが、2機で来て通過した後、グーッと上昇していくのもいいかも。

こういう動画がyoutubeにはやっぱりあって、National Ansem Flyoverとかいって沢山あることが分かった。どれも微妙なタイミングで、ここにのせたのが一番グッドなタイミングとみた。(映像の質とか悪いけれど)実際すごく難しいものなんでしょうね。

アメリカは軍事国家だし、その国歌も戦争の光景(イギリスとの独立戦争)を歌っているものなので、こういうことからもすごくマッチしているんだなと思いましたねー。その良し悪しとは別にその場で得られる一体感はチョト羨ましい。