強い風が吹き続きました。
屋根に上ると無茶苦茶寒いー。富士山はすごく綺麗に見えますが。
この風のせいでアンテナが倒れたお客様がありましたので、さっそく新しいアンテナを立てにうかがいました。お店のある横浜市泉区は東京タワーからの電波と、平塚にある湘南平からの電波の両方が受信できます。東京からの電波は出力が強いのですが、東側の方が標高が高い場所があるため受信状態が悪いことが多い。平塚方面は写真のように平らかで妨害するものがないので良好なのですが東京側と比べて出力が低いので問題がおこる場合もあります。
昨今は１軒のおうちでテレビが２台から３台あるのは普通ですから、分配器で各テレビに分けるようなときは平塚からの電波が弱いように感じます。そこで対応策として電気的に電波を増幅して映りを良くする『アンテナ･ブースター』を取り付けるようにしています。そこまでしてもお客様には平塚の電波を受信するアンテナをオススメしています。
その理由として・・・
２０１１年にテレビの電波が地上波デジタルハイビジョン放送（地デジ）に完全に移行する。
⇒今まで見ていたアナログ放送は終了。
⇒新しい放送はＵＨＦアンテナで受信するので、大きなＶＨＦアンテナは不要になる。
⇒東京からの電波を受信するにはＶＨＦアンテナが必要だけれども、あと２年半ほどしか使えない。（もったいないし、後々邪魔なだけ）
⇒しかし、古い箱型テレビはまだ使っているので困る。
平塚からは現在アナログ放送もデジタル放送も発信しているので・・・・ＵＨＦアンテナ一本で新しい薄型テレビも古い箱型テレビも観ることが出来るし、アナログ放送が終了しても無駄なアンテナがついていないので見た目もスッキリ。
この件に関しては、混乱しているお客様がたくさんいらしゃいます。現場で説明すればするほどわかりにくくなってしまうことも。まあ、まあ、地元の電気屋を信用してお任せください。信用第一で営業中ですから。
