Friday 16 April 2010

美人の尺度って・・・

『纏足・てんそく』って初めてこんなにリアルに見た。

足が小さければ、小さいほど美人だといわれる中国のあれですね。
こんなに尖らせちゃうんだ。 かたち的には現代のハイヒールと同じ。

グルっと指が巻いたようになっているのね。で、尖らせると。 ちょっと自慢げに見える。爪先立ちッて言葉はしらないよ。

かかとがブットいハイヒール状ですな。こりゃ、相当な『美人』なんでしょうか?
『ココの所が狭くなって夏はカユイ』とは言っていないと思いますが。
タバコの箱をスケールにつかうのは万国共通なんでしょうか?暴走族のシャコタン自慢みたいですね。
『ウチのバアチャンの靴、タバコ1箱分くらいだぜ』みたいな。

『纏足』にする、なるには、まだ子供の頃に決めるはずで、自分で決めるのではなく親が決めたのだと思います。そうすると、色々問題がおきるはずでしょう。女性としての評価は高くなるもののある程度は歩行困難になる訳だから、移動手段も確保しなければならない。女性だから家事もしにくくなるかも。

子供を纏足にすることが出来る家庭は、食べるに困らず、召使なんかが沢山いるお金持ちか、高貴な家柄でないとダメだということになりますね。生涯働かなくてもいい、纏足ならばそれで良いってことですものね。お嫁に行くにも嫁ぎ先はこれまた大金持ちでないともらいきれない。

このお婆さんは昔は(今も)大金持ちなのでしょうか?