Sunday 20 September 2009

連休中立ち話2・・・

鼻歌は『ゴールドベルク変奏曲・アリア』


よくニュースで強盗をして捕まったりした犯人について、『遊ぶ金欲しさの犯行』と言っていることがある。

これって容疑者を取り調べる時に、警察官が確認するのだろうか?

『えー、まあ、今の仕事の給料で何とか生活は出来ていたのだな?』
『ハイ・・・』
『それじゃあ、何故盗みに入って金とったりしたんだ?』
『あ、まあ、もっと金あったらイイナと思って・・・』
『その金、何に使おうと思ったんだ?』
『えっ、まあ、酒飲んだり、友達とどこか行ったり・・・』
『借金とか無いのか?』
『あ、ハイ。』
『それじゃあ、遊ぶのに金、欲しかったんだな?』
『まあ、ソウス。』
『じゃ、遊ぶ金欲しさの犯行、っと(調書に書く)』

みたいな会話があったはずだ。でも、最初から収入を遊ぶ金に使ってしまったり、収入が無い場合など生活費に困って悪いことをした場合は、生活費欲しさの犯行って言っているかな?

あー『生活に困って』ってニュースで言っているのを聞いたことがあるかな。聞くほうの印象は『生活』より『遊び』の方が悪いのは間違いない。

裁判なんかで『被告は、今の仕事でそこそこ食べていけるのに、遊ぶ金欲しさで云々』より、『働いても野菜が高くってやりくりに困って云々』の方が、裁判員に良い印象を持ってもらえそう。

言い方が不適切かもしれないけれど、モノの『言い様』によっては罪の重さが変わって来そうな裁判員制度可知らん。


『鬼平犯科帳』に出てくる盗人みたいに『盗むのが趣味で、盗んだ金は元の金庫にとっくに戻しておきましたよ、旦那。』みたいな犯人が出てきたらどうしよう?