Saturday 12 September 2009

チープスリル?(音量注意)・・・

鼻歌は『スカイ・ハイ』

イヤー、ちょっとおどろく映像ですね、頭のすぐ上だもんね、5mと離れていない。合成などではなさそうです。題名は『F18 Low Flyby』なんですけれどフランスの『ミラージュF1 』戦闘機が正しいみたい。

あらかじめパイロットと話し合いをして行ったんでしょうね。突然滑走路に人がいたら驚いてしまう。接近してくる時にちょっと機体をバンクさせて、立っている人の真上に来るように飛んでますね。おそらくイラクかアフガンに駐留しているフランス軍なのでしょうが、立っている兵士の度胸試しなのか、パイロットの腕試しなのか?あるいは単なる暇つぶしか?(関係ないけど、暇つぶしときくと必ずヒツマブシを思う。また逆もアリ)

もし自分の頭上、数メートルをジェット機が通過したらどんな感じかな? ま、ものすごくウルサイというのは判るのですが。実際上の人もイヤープロテクターしていますし。

ここで思い出したのは、子供に『飛行機はなぜ飛べるのか?』と聞かれた時のことです。

飛行機の翼は上側の方が、下側より盛り上がって作られていて、そこを通過する空気は上側の方が流れが速くなって、圧力が下がるので上方に引っ張り上げられる。だから飛行機が空にあがる。これが『ベルニューイの法則』て言うもんだ。

なんて説明していたら、こりゃ大間違いだっていうことがわかった。

ベルニューイの法則で飛ぶとすると、曲芸飛行機の背面飛行が出来なくなるし(逆さまだと地面にぶつかる)、ジャンボジェットも離陸する時に機首を持ち上げる必要がなくなってしまう(引っ張りあげられるのだから、何もしなくても飛べる)

正しくは、翼で空気を下方に曲げる(方向を変える)とその反作用が翼に働いて、翼を持ち上げる力が発生する、ということらしいです。だから、離陸する時は翼の角度大きくして地面から離れる力も大きく発生させる。

300トンもあるジャンボジェットも強力なジェットエンジンで、時速300キロに加速することで翼に対して強い風の流れを起こし、下方に大量の空気を曲げる反動で飛び上がる事が出来る。

飛行機が空を飛べるのは飛行機の重さと同じ分空気を下に押しやっているから、とこれからは説明すれば良いのかな?法則は『ニュートンの法則』.

飛んでいる飛行機の真下に立っている人はそれが通過した瞬間に、ジェット機が起こした下向きの空気を全部ではないもののドバっと上から押し付けられる、という事ですね。確かにカメラも『グラッ』ときてます。