Friday 18 September 2009

ゴーギャン展・・・

鼻歌は『島むすめ』

『ゴーギャン展』に行ってみた。

絵画のことはよく判らない。ただ、有名な作品を見ておくと後々話の種にでもなるかな?というレベルのものです。

『絵』(及び芸術一般)って世間の評価の影響が大きいと思っているので、有名な画家が描いたといわれると、『なるほど良い絵だなあ』と感じてしまうのはワタクシだけです。だからこそ『ナントカ展』があればワザワザ出かけるわけで。無名の作家を見つけに地味な画廊巡り、みたいなことはしない。

それでも何かの絵を見た瞬間に、グッっと来るものを感じることはあるのでそれがその絵の魅力なのだろうと。『持って帰ってウチに飾ってやってもいいよ』みたいな気持ち(笑)

ゴーギャンの絵に対しては今回そのようなことはまったく無し。どれも要らないって言うのはウソになるけれど。くれるならもらってもいいよ。

暗いんですね、絵ズラが。ついつい自分の中のタヒチのイメージと比べてしまうので。ゴーギャンの内面の苦悩が絵のテーマであって、タヒチはそれを投影するだけのスクリーンみたいな印象を受けました。人の悩みとか愚痴を聞くのは苦手なので、それを絵に表現されたものもちょっと苦手かな。

YouTubeの画像がはみ出してしまいました。が、それもどうでもいいやって感じ。テーマ音楽も暗い感じでしょう?

作者が試行錯誤して、骨身を削る思いで製作したもの(絵)には、そんな自分にも訴えてくるものは感じられるので、そういうオーラはブワーッと絵から発散しているような迫力があった、ような気もしたりしなかったり。