Saturday 29 August 2009

迫りくるインフルエンザの影・・・



鼻歌は『青春の坂道』


必ず最近の事件・事故には、インターネット上で『陰謀説』が飛び交うのが定番になってきました。これはこれで『便所の落書き』、用を足しているくらいの短い時間は眺めて時間つぶしにはなるわけですね。


でもって、最近のお題は『新型インフルエンザは製薬会社が作った』と言う『製薬会社陰謀説』ですね。

発生源となったメキシコの養豚所では『豚インフル』に罹った豚が1頭もいない。と言うのがそもそもの始まりみたい。ファイナンシャル・タイムズのネット版に書かれているそうです。新聞がネットで記事を配信するのだから、もう『落書き』とは言えない。http://www.ft.com/cms/s/0/0d1b0760-3682-11de-af40-00144feabdc0.html


新型インフルの遺伝子を調べると今まで流行った4種類のウィルスの特徴を持っているそうで、それは人間が混ぜて作らないとできないものなのだそう。新型といってもウィルスが世代交代する中で突然変異したものが、そのときの状況に適応すれば生き残って沢山繁殖するようになる。『適者生存』というやつですね。
でも今回問題のウィルスは鳥インフルや、過去に三つに大陸で流行ったウィルスが混合されて出来上がっている(!)そうなんですね。自然界ではこうした事が起こることはほとんど無い。交通が発達してあらゆる大陸の人が行き来をするようになっても、ウィルスの伝播はともかく融合するのは・・・?ですよね。
だから、データとして過去のウィルスを保存している製薬会社が疑われることになるわけですね。実験室でひそかに作ったのかも、なんていかにもテレビとか映画でありそうなシチュエイション。製薬会社はワクチンを作ることになるので儲けることになるし。
ワクチンと言うのは一定の期間を掛けて臨床試験を行い安全性が確認されてから使用されるものだそう。ですがイギリスの製薬会社はワクチンで副作用が起きても過失に問われないと言う契約を国として、臨床試験なしでワクチンの製造を請け負ったそうです。過去にアメリカでワクチンの副作用で訴えられた事があったのでそれを警戒したらしい。
日本ではワクチンが足りない分は輸入してでも接種するとニュースでいっていたけれど、ワタクシは今回のワクチンはパスしようかな?