Tuesday 24 March 2009

HOT TOYS DARKKNIGHT・・・

鼻歌は『ユー メイ ドリーム』





『マルコビッチの穴』って言う映画がありました。俳優の『ジョン・マルコビッチ』の意識の中に、偶然に見つけたビルの壁の穴から入っていけるというストーリーでした。



マルコビッチ本人がその穴に入ると、そこは誰にも知られたくない自分自身の経験で作られた深層心理のなかだった。マルコビッチはもちろん『見るんじゃない』と怒るわけですが・・・



以前『ダークナイト』を観た時に、なぜかそれ以前の『バットマン』のシリーズとは違うものを感じて、簡単に言えば”ハマッて”いました。で、まあ、ネットでイロイロ見ていくうちに、香港にある『フィギュア』のメーカー『HOT TOYS』が『ダークナイト』のフィギュアを販売することを知ってしまったのでした。



すかさずネット販売にて購入してしまったわけですが、40も半場を過ぎた大のオトナが人形の玩具を買ったのを、『店番』の人は『バラについた虫』を見るような目で見ていたのでした。



玩具と書いたが、その『出来』は遥かに玩具を超えたもので、女性に説明することのできない男の深層心理に刺さるモノでした。客観的に考えればただの映画のキャラクター人形ですが、手にとって見るとベルト周りの細かいパーツとか、バットスーツ、顔の塗装の感じ、マントの手触りなどにグサッと来きてしまうのを抑えられないし、また何故そうなのか説明できないんですね(笑)

細かいところまで忠実に作りこむ、というところに惹かれるのかなあ。コドモが『鉤型懸垂銃』を手にとって『本物そっくり!』と騒いでいるのを見たりすると、『こいつの深層心理に、入り込みはじめているな』と思ったりして。

『穴』があったら入っていって、その辺を見極めることもできるのでしょうが。