Thursday 12 June 2008

Fried Noodle with Soup....


また、少しばかり古い話題・・・
『つゆ焼きそば』というものがあるらしい。焼きそばなのに『ツユ』とは?っていう感じですよね。青森のほうで出来たメニューだそうで、ナニセあちらは寒いところなので、暖かい食べ物も冷めやすい。ある食堂の人が焼きそばをおやつとして買いに来る子供に、冷めないように(あるいはつくり置きしていたので冷めた)焼きそばに、熱々のラーメン用のスープをかけてあげたことが『つゆ焼きそば』の発祥だそうです。
あー、でもこの『スープ』追加って完全なオプションなんだろうな。強制的にお店のオヤジとかに『ウチのはこうなんだ』とか言われて、入れられたりしたらチョット、ヤだ。地政学的(?)に焼きそばを売る店が少なくて他に選択肢が無かったりして、焼きそば屋さんによる『つゆナシ焼そば派』の弾圧などが行なわれなかったのか?そんな事無いと思いますけど。
『オレはソースがダボダボで汁タップリじゃなくてベタッとしたのがいいんだ!』というニーズもまた、寒い青森でもあって当然のはずだ。『ついでに紅生姜もタップリ』。
マっ、↑のようにカップ麺まで発売されているので、ファンもたくさんいるのでしょう。
以前に、中華街のお店で裏メニューとして注文する『つゆ無しネギそば』とかが流行ったりしましたが、やはり『つゆ焼きそば』の素朴さが感じられるエピソードを知ってしまうと、通ぶって裏メニューなどを注文するのはかっこ悪く感じられてダサい。
目新しさを追求したいばかりに、カップ麺まで作ってしまうのもどうかな?と思ったり思わなかったり。もしかしたら、
ラーメン⇒汁ナシ麺⇒焼きそば⇒つゆ焼きそば⇒つゆ茹でそば⇒ゆでそば(ラーメン)
みたいな永久ローテーションなかんじでつゆが入ったり、干上がったりが続いていくのでしょうか?