Tuesday 25 September 2007

Portable Shrine Cruise My Town...

日曜日は”オラが村”(笑)のお祭りでした。

本年はお御輿の渡御の年に当たりましたので、新生なったお御輿の保存会の方が参加してにぎやかに行なわれました。ワタクシは神社より、照明の設備・放送をおおせつかっておりますので残念ながらお御輿を担ぐことができません。広い町内を東と西に二分して隔年でお御輿がまわりますが、今年は自宅(お店)のある東コースだったのでなおさら・・・。
しかし、今年からウチの息子が山車を引いたり、子供神輿をかついだりする様になったので、まあ、良しとしましょうか。

これまでは、お神輿をかつぐ時の格好は鯉口シャツに藍染めの腹掛け、猿股をはいて黒い地下タビがトラッドだとされてワタクシもその格好で担いでいました。今年からお神輿保存会が出来まして、灰色の揃いの半纏に鯉口シャツも猿股も白い物を着るようになったので、見た目は浅草の三社祭り風で都会的?な感じになりました。まだ買い換えていないけれど。

で、足元を見るともちろん足袋も白い物を皆さん履かれている訳ですが、ちょっと普通の足袋と違う感じ。よく見ると底が厚くなっている。かかとにナイキのジョギング・シューズ見たいにエアーが入っている物もある。聞くとそれは『ジョグ足袋』という商品名で5000円ぐらいする高級品らしい。こりゃ、画期的、新機軸だ。履き心地も快適で『Just Do it』な感じだそうです。

昔、子供の頃に運動会の徒競走に足を滑らせないように足袋を履けといわれた事があったけれど、これはそういう目的に作られた訳ではあるまい。元々の足袋の底が薄くて足が疲れるのを改善するためであろうと。

でも、お神輿を担ぐ時に足を踏まれると痛そうなので、友達に聞くと『担いでいるときは肩が痛いからよくワカラネー。』ですと。

柳の下に猫がいる、だからネコヤナギ的なイージーなネーミング、ジョグ足袋。でも職人もこれからはヤワな感じになってジョグ足袋も主流になるのかも、足袋業界では。