Tuesday 12 May 2009

みんなで省エネ・・・

鼻歌は『カントリーロード』


4月はホンダの『インサイト』が一番多く売れたそうで。

トヨタ『プリウス』が発売されるまでの『三日天下』か、と意地の悪い見方も出来そうです。肝心の燃費の良さという点でも、新型の『インサイト』より現行の『プリウス』の方が優れているそうです。

でもどこかで聞いた話をすると・・・ 
ホンダは燃費では『プリウス』に敵わないことを判っていて『インサイト』を送り出したらしい。『インサイト』はホンダの持っているハイブリット技術を少しばかり『ディ・チューン』したものだそうなんです。でも性能を追求しなかった分コストが下がって『プリウス』より安価に販売することができた。

燃費が良くても高価だったらハイブリッドカーの台数が増えずに、クルマを購入した個人だけでしか省エネしない。社会全体では『省エネ』にはならない。だから『プリウス』より若干ながらも燃費が悪いとはいえ、普通の自動車よりかなり燃費のいい車が沢山走るようになった方が、社会全体での省エネ効果が高くなるはずだ、という大きなものの見方。

ちょっと『美しい』話かな?と思いますが、最近では見かけない『企業の社会に対する責任』が感じられるかな。

『200万円を切った価格』が大きな話題でしたが、結果的に多くの人が賛成(購入)して大成功となりました。トヨタはそこら辺をどう捉えたのか知りませんが、ただの値引き競争にしようとしている気がして残念。プリウスにはプリウスの道があるだろうし、装備性能を省いた トヨタ流『インサイト』を作るのも難しいことではないでしょうに。