Friday 17 October 2008

Surcharge....


アメリカは石油を使い過ぎ。
字が細かいので画面をクリックしてみてください。
やっと原油価格が1バレル70ドルを下回ってきた。車のガソリンも安いとは言えないまでも、値段が落ち着いてきたな、という感じ。
それにしても上の表を信じるとすればアメリカはガソリン(主にガソリンなのでは)を垂れ流しですよね。人口は日本の2倍くらいなのに、石油は8倍ほど使っているわけだ。それでも日本は2番めに石油を使っていますが。沢山の石油を買う分、原油の取引価格はアメリカの市場で決められているのでアメリカの都合で世界が振り回されるわけだ。
石油の先物取引が儲かりそうだと石油に投資が流れて値段が上がり、景気が悪くなりそうだと下がったりしている。まあ、今までは世界からアメリカの金融業界にお金が流れ込んでいたのでこのような事が起きていたが、これからはどうなるんでしょうか?産油国はドルで取引をしても価値が下がってくると損をするのでユーロなどに変えてほしいといっているそうですが。
アメリカが弱ってくると、ドルも弱ってくるわけでドル安になったら海外旅行に行きたいなんて呑気に思うのはワタクシだけですね。
1ドル80円のころハワイへ行った時には夢のようだったのが忘れられません。
しかしそれを阻むのが燃油サーチャージ。これはシンガポールでの航空燃料(ケロシン)の取引価格で決まるそうで、1バレル60ドルを下回ると廃止になるそうなんですが、原油価格が下がってきているのにこちらはずっと200ドル台であまり変化は無さそう。
産油国の航空会社エミレーツはサーチャージを取っていないか、すごく安いかのどちらかだったと思います。安く手に入る燃料と、2階建てのエアバスのジャンボでアラブの航空会社が世界の空を独占する日は近い?