Saturday 26 April 2008

Fresh....



画像を整理していたら出てきた。


何でこの画像をダウンロードしたのか完全に忘れている。『エロくて良い』では決してないと思いますが。アッ、かえって弁解した方がまずいか?


絵ズラからすると、肉を食べるのは止めてベジタリアンになろうみたいな、欧米によくあるヒステリックな運動の宣伝写真ですね。それでも、いっそのこと『肉を食べるのを止めよう』と呼びかけるほうが、『鯨殺して食べるのは残酷だ!でも、牛の肉を食べるのはOK』な欧米系ダブルスタンダードよりかはかなりマトモではあると思います。


あの、『鯨は知能レベルが高いから殺して食べるのは残酷だ』というのは理解できなくもないけれど、それをいったらキリがなくなりますよね。動物として生きている限りみな何らかの知能を備えているはずで、どの程度までの知能の動物を食べていいと決めるのは無理がある。
以前、牛を飼っていたお客様に聞いたことがあります。牛はワタクシが思っているよりも愛情濃やか(あいじょうこまやか)なのだそうで、自分の感情も態度にはっきりとあらわすそうなんです。だから、肉牛として育てていても愛情が湧くそうです。そのような人から見れば、海の中で『クククク、キー』と鳴いているよりも、その時々の『モー』の方が理解しやすいはず。知能レベル云々は分からないけれど、どんな研究者でも鯨に接する機会って相手が海の中にいる以上限られるのに比べ、牧畜をしている人が牛に接している時間は圧倒的に多いはずでしょう?だから、本当は牛が食べられることに抵抗を感じる人の方が多いのではないかと思いますよ。たとえ、牛を育てることが仕事と割り切っているにしても(ちょっと無理があるかな)


『その点、日本人は元々肉を食べないから』なんていう人がいそうですが、昔の日本人も肉は食べていたそうなんですね。戦国時代はまだまだ日本は山というか森が深かったので、鹿が無数にいたそうで戦争中やその前には鹿を食べてパワーをつけたらしい。江戸時代は『養生喰い』といって、やはり鹿やイノシシを食べていたそう。あと、軍鶏もお鍋で食べていた。
現在のように毎日は食べなかったそうですが。
犬もその対象だったようで、犬を見るとすぐ捕まえてしまうので江戸の町には野良犬がいなかったそうです。犬が歩いているのを見かけると棒を持って追いかけたので『犬も歩けば棒にあたる』なんですね。そして将軍が戌(イヌ)年生まれの綱吉だった時『生類哀れみの令』を出してそれを禁止したのだそうです。
ワタクシも、鯨を食べるのに抵抗がないけれども犬をたべることはできない。子供の頃から犬を飼っていたし、大好きだから。知能が高いのはどちら?ということでなくて。
マ、全ては人間様のエゴイズムということですね。