Sunday 4 March 2012

『日産リーフ』充電コンセントは専用回路ですよの巻・・・

<><><><><><>
分電盤の『空き』スペース
電気自動車・EVを導入するにあたって必要なものは・・・・・・・・・・・充電用の電源コンセント!


そのコンセントをドシタライイの?の疑問のお答えしなさい、という『店番』の人のリクエストにこたえています(答えているんですよ)


ここでは、ご存知『日産リーフ』のケースで勝手に話が進みますが、アイ・ミーブでも同じことが発生していると思います。


充電用コンセントは交流200V20Aのコンセントです。家庭用としては大きいサイズのエアコンやIHクッキングヒーターなどのコンセントにすでに使われているポピュラーなもの。


200Vであること、電気がたくさん流れることから、このコンセントは『専用コンセント』(専用回路とも)であることが必要です。専用コンセントとは上の写真の分電盤から出ている電気配線がそのコンセントに単独(専用)でつながっている状態のことですね。


『200ボルトのエアコン』とか『IH』とかをすでにお使いになっていると、それらのコンセントは専用コンセントになっているということです。


で、200Vの電気を使用するには、東京電力の契約電流が40A以上である必要があります。


毎月の電気料金の請求書を見てもらうと『電灯契約』が『従量電灯B』の40A以上か『従量電灯C』の契約になっていると、そのおうちはに200Vが来ていることになります。


200Vが来ているのであれば、あとは専用コンセントを設けるだけ。


分電盤に『空き』スペースがあるか確認します。写真のように『予備』と書いてあったり、ホコリよけのカバーがついていたりします。指の左側のように空洞になっていたり、スイッチはついているのにOFFになっているものもそうですね。

そのような『空き』を200Vのコンセントの回路に使います。そこから配線していくわけですが、これ以上はさまざまなパターンがあるので説明はしません。『実際にお伺いしてのお見積もり』のパターンですね。

・・・

ウチは契約電流が30A以下!でどうしてくれんの?という方は、契約電流を40A以上に上げる必要があります。同時に電気配線を『単相3線式』に改修することになります。

ここでの電気配線とは、『家屋に電柱から下がってきた電気の線がつながっているところ』から、電気の使用量を計るメーターまでと、メーターから分電盤までの電気配線のことです。

ここを2本線の配線から3本線の配線に張り替える必要があります。この工事プラス先ほどの専用コンセントの工事も必要です。

・・・

すでに40A以上の電流契約のオウチでも、充電する時間帯が電気をよく使う時間帯とかち合ってしまうと、ブレーカーが落ちてしまうことがあるようです。その場合契約電流を10A程UPする必要も出てきます。

夜間、寝ている間にタイマー充電すれば良いわけなんすけどね。当初、深夜電力をつかうとさらにランニングコストが下がるように喧伝された見たいなんですけれど、その契約は深夜以外に電気を使用(充電)すると逆に電気代が高くなりますのでお勧めできず。

オール電化で『電化上手』の契約がEVにはベストでしょうかね。

以上、長々と読んでいただいてありがとうございます。これ以上は⇒go-kaden.com へどうぞ!