Tuesday 3 December 2013

東京モーターショウ2013雑感・・・

寒くて寂しい

モーターショウも終わりましたね。


ネタでも拾えるか、と行って見たものの、退屈すぎて茫然としてしまいました(あくまで個人の勘違いです)。

ウィークデイの夕方遅めの入場でしたので、人出も多くなく展示が見やすいかったといえば良いのでしょうが、若干寂しい感じ。ワタクシの中ではあいかわらず一大イベントなんですがねー。

バブルの頃のモーターショウの賑わいと比較してはいけませんね。

何か、『エコカー』後のブレイクスルーがあるかと思っていました。『ドライビングプレジャーを喚起して若者の需要を呼び戻す』感はあるものの、それに沿うようなクルマはすくなかった。(あくまで個人・・・以下略)

まあ、日本のメーカーは燃料電池車などの次世代のクルマを作ろうとしている努力は伝わってきました。不思議なのは外国(主にドイツ)のメーカーは研究はしているのでしょうが、あまり表立っては見せてきませんね。

逆に、必ず大排気量ガソリン車のスーパースポーツとかセダンを並べますね。イメージはエコを強調しながら本質的な欲望を満たす準備もしている。

水素の燃料なんて実現性に疑問を持っているのでしょう(嘘、嘘です)

ヨーロッパではディーゼルエンジンが幅を利かしているそうですから、もっぱら燃費・効率はそちら任せで良いのかもしれませんね。

今回の東京は盛り上がりを中国の広州あたりのモーターショウに持っていかれた、というのが実情だそうで。

・・・

個人的に感じた(というより、ショックを受けた)のは、新型車やプロトタイプのクルマのデザインがカッコ良いと思えるものがほとんど無かったことでした。

なんだかんだ言っても、クルマの絶対的な性能も重要ですが、デザインのカッコ良さは重要だ(と思う)。

クルマに乗る時、降りてからガレージを振り返る時、パーキングメーターに停めた車に向かって歩いて行く時、『カッチョ良いなあオレのクルマ』と毎日思えれば、多少燃費が悪くても気にしないよなあ。

ていうか、日本のクルマはもう充分に燃費が良いんですから。

だから、絶対に次の愛車はこれだなと思えるようなクルマは、1リットル当たりの走行距離で勝負するクルマではないはず、はずなんですよ。

これこそ、個人の感じ方なので『あんたのセンスが時代遅れ』と言われてしまえば仕方のないことなんですが。

突然思いついたのですが、ピニンファリーナとかイタルデザインとかベルトーネとかイタリアのデザインハウスの衰退と、ワタクシの感覚のズレた感は同調している気が・・・


EVのスポーツカーが必要です。